|
|
 |
原子炉の安定な運転を維持するために、万一のトラブルが発生した場合を想定して、普段から備えを持っておくことは重要です。
そこで、高速炉を対象とした、炉心の核・熱・変形評価と、これから得られる各種反応度係数値を用いた炉心の過渡挙動のシミュレーション解析を行なうことにより、安全設計に供することができます。

アイテルの炉心の核・熱・変形ならびに過渡挙動の解析コードは次の特長を持っています。
- 核計算は拡散ならびに輸送理論の考え方で3次元体系のモデル化をします。
- 熱計算は乱流熱伝達理論の考え方で3次元体系のモデル化をします。
- 変形計算は有限要素法理論の考え方で3次元体系のモデル化をします。
- 過渡挙動計算は1次元のフローネットワークの考え方でモデル化します。
- 各種反応度係数を入力値として、発熱の時間変化、ポンプの異常、配管の漏洩などを想定し、その際の炉心ならびにプラント各部の流量、液位、温度の時間変化などの解析を行います。
- 自然循環の流れを解析できます。
|

流れに沿って自由にネットワークを描いています。
炉心は多チャンネルのモデルです。
各種の反応度係数の効果を考慮して核動特性を表現できます。 |
|

運転しているポンプがトリップし、しかもスクラムしなかった事態を仮定して解析してみました。
負の反応度効果によって炉出力が自然に減少しています。
燃料冷却材の温度がピークを打つ様子が分ります。 |
|
|